スタッフブログ

2023.03.20更新


この報道のもととなったのは、実験的に酸性炭酸飲料に歯の象牙質の試験片を90秒浸した後、口の中に戻して、その後の歯磨き開始時間の違いによる酸の浸透を調べた酸蝕症の論文によるものです。
この結果から、食後すぐの歯磨きが歯を溶かしてしまうとしたが、実際には口の中の歯の表面は酸に対する抵抗性が最も高いエナメル
で覆われています。正常な歯の象牙質はエナメル質で覆われていて、実験のように象牙質が直接酸に侵食されるようなことはないのです。
また、唾液が潤っている歯の表面は唾液が酸を中和する働きがあり、酸性飲料や酸性食品の頻繁な摂取がない限り、すぐには歯が溶けないような防御機構が働きます。つまり、一般的な食事では歯が削れたり溶けたりすることは起こりにくいことが云えます。
歯磨きの目的は歯垢の除去、すなわち酸を産生する細菌を取り除くとともにその原料となる糖質を取り除くことにあります。
歯磨きをしないままでいると,歯垢中の細菌によって糖質が分解し酸が産生されて酸が溶け出す脱灰が始まります。
やはり食事後は早めに歯磨きをして歯垢を取り除きましょう!

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投稿者: 柏木歯科医院

2023.03.13更新


まだ歯科治療を必要としない前のむし歯の初期状態(初期むし歯)
を、唾液中のカルシウムの溶解性を高めることにより初期むし歯の再石灰化を促進する素材として、リン酸オリゴ糖カルシウム(POs-Ca)が開発された。
POs-Caは馬鈴薯デンプンの糖化液より分離・調製される高水溶性のカルシウム素材である。通常のカルシウム塩は唾液中のリン酸や歯科用品に用いられるフッ化物と反応して不溶性の塩を形成するのに対し、POs-Caは溶けた状態を安定に保持できる。つまり、POs―Caはリン酸イオンやフッ化物イオンと共存した状態で唾液中に溶け、初期むし歯部位に浸透して再石灰化を促進する。
実際に、POs-Ca非配合、POs-Ca配合、POs-Ca・フッ化物配合ガムを作製し、1日3回、2週間摂取した際の脱灰エナメル質の再石灰化レベルをX線を用いて調べたところ、POs-CaおよびPos―Ca・フッ化物を配合した際に、有意に高い再石灰化効果と歯の結晶構造の再構築が認められた。また、硬さも元の硬さにもどった。POs-Ca配合のガムを食べよう!

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投稿者: 柏木歯科医院

2023.03.06更新

歯周ポケットの話
鏡で歯と歯ぐきの境目を見ると、歯と歯ぐきがぴったりくっついているようですが、実は境目にある歯と歯ぐきは、はなれていて探針でさぐるとすき間になっています。すき間の深さは1ミリから3ミリぐらいまでは誰にもあって、正常の範囲内ですが、そのすき間は歯の周囲全体に存在しています。それを歯周ポケットと言っています。ところで、歯の周囲の歯肉をさわると、薄くて硬い感じがしますが、歯肉の下は直ぐ骨になっていて、歯の根を支えています。
食事で主食の糖質を含んだ炭水化物を食べて、歯の周囲に食べかすとして残すと、それをエサにしてむし歯菌のような細菌が繁殖して歯垢を作ります。これは通称「歯くそ」といわれるもので、白くネバネバして歯にくっついて、うがいを何度してもとれません。歯垢はやがて歯周病菌も繁殖して、歯周ポケットに入り込み、一定数増殖するとポケット内部の歯肉を犯して歯肉炎となります。歯肉炎はやがて歯を支える骨まで侵されて歯周病になります。この時歯周ポケットは4ミリ以上になります。歯周ポケットをはかりことは、歯周病を知る目安になります。

 

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投稿者: 柏木歯科医院

2023.02.27更新

脳梗塞とは脳の血管の一部がつまって、その先の脳の細胞が死んでしまう病気で、原因は二つ考えられます。脳の血管そのものが動脈硬化により細くなり、狭くなってつまる場合と、心筋梗塞等で血の固まりが脳に飛ぶ場合とがあります
自衛隊中央病院の脳神経外科医である城谷医師らは歯周病が脳梗塞の原因のひとつであるかどうか調べました。
方法は、城谷医師らが直接診察した444人の患者のうち虚血性(脳に血液が行かなくなった状態)の患者250人、出血性の患者194人の生活歴と口の中に残っている歯の数を調べました。
そして、脳梗塞になっていない164人の患者さんと比較してみました。その結果は、40歳から65歳の虚血性の患者さんにおいて残っている歯の数が大変少なかったことが分りました。このことから
城谷医師らは、歯を失くすことは物を噛む力が低下して、いろいろなものが食べられなくなり、栄養のバランスの悪化により低栄養を引き起こしている。また、歯周病により歯性病巣感染を起こし心臓の血の固まりから起こる脳梗塞を起こす引き金になると説きました。

投稿者: 柏木歯科医院

2018.10.10更新

こんにちは、柏木歯科医院です。

今回は虫歯にならない攻めのセルフケアということをお話させて頂ければと思います。

 

歯のセルフケアのポイントは攻めのセルフケアと

守りのセルフケアをうまく使いこなすことです。

守りのセルフケアは主に歯磨きで、ついてしまった汚れの取り方の工夫などが上げられます。
対して攻めのセルフケアは食べる前に歯を強くしたり、唾液をたくさん出したり、おやつの食べ方のなど
積極的に歯のセルフケアをしていますね。
守りのセルフケア攻めのセルフケアうまく使いこなして、虫歯予防しましょう。


虫歯になる条件は

①歯の質、唾液などのその人の体の状態 衛生士
②虫歯菌の数 
③食べ物 食習慣 

この三つの条件が悪い方に重なると虫歯になります。
ですからそのうちどれかを押さえておけば虫歯にはなりません。極端な話ですが、
虫歯菌がうじゃうじゃいても、歯が強かったり、唾液がたくさん出て、虫歯菌を流してしまえば虫歯にならないし、何も食べなければ虫歯にはなりません。まあそんなことはできませんよね。これからご家庭で出来る対策をいくつか話していきましょう。

①歯の質、唾液についてです。

まずは歯の質についてです。

歯の質を強化するにはフッ素がとても有効的です。歯に塗るフッ素はフッ化ナトリウムと言います。このフッ化ナトリウムが歯の主な成分であるハイドロキシアパタイトとくっついて虫歯菌が出す酸に溶けにくい強い歯になります。

なぜフッ素が虫歯予防に有効であるとわかった理由は、とある国の川の流域にある集落だけ虫歯が異常に少ないところがありました。その人たちが飲んでいる川の水の成分を調べたところ、フッ素の含有量が通常より高く示していました。そこでのフッ素の虫歯予防の有効性が研究され、現在に至っています。フッ素は薄い濃度で
毎日歯につけるのが有効です。以前歯磨き粉に入っているフッ素の配合量は1000ppmが上限でしたが、昨年の3月より厚生労働省より1500ppmまで可能となりました。
これは欧米と同じレベルとなりましたので、もう店頭には出ていると思います。
歯磨き粉のほかにはスプレー状のものうがいするものもあります。スプレーはレノビーゴといって歯ブラシの後にお口の中でシュッとスプレーをするタイプです。小さい子には好評ですね。

ネットでも販売してます。一番左の洗口剤は1日1回寝る前に使うのがおすすめの者です。

次に唾液についてです。

唾液は様々な働きをするのですが、その中でも3つ
洗浄作用 (食べカスや細菌を洗い流す)
抗菌作用 (唾液の成分がバイ菌を押さえる)
PH緩衝作用(急激なPHの変化を戻す)

PHと言うのは酸性度で中学の理科で習ったと思います。数値は1~14 数字が少ない方が酸性の程度が高く
中性は7です。甘いものを食べるとバイオフィルムは酸性に傾きます。これを唾液の力で20分程度かけて戻していきます

唾液は年をとるごとに唾液腺が細くなるために減っていきます。そうなると口の中は乾燥しやすくなり、食べかすも唾液で流れなくなってきます。
そうなるとプラークがつきやすくなり、歯ブラシも丁寧にしていかなければなりません。
唾液が出ない場合唾液腺マッサージをすると効果的です。
唾液腺のマッサージ
※岡山市歯科医師会提供

 

 


②虫歯菌の数についてです。

虫歯菌には歯ブラシで徹底的に除去することはもちろんですが、キシリトールガムを上手に使うことが有効的です。

バイオフィルム中の虫歯菌が砂糖を使って出す酸で虫歯になります。しかしキシリトールですと虫歯菌は取り込むことが出来なくなり、死んでしまいます。ですから、夜寝る前は唾液が流れなくなり、一番危険なときにキシリトールガムを食べて寝ると言うのは理にかなっているのですね。このキシリトールガムを含めいろんな食品にはいっていますが、キシリトールの成分が50%以上できれば90%は入ってないと虫歯予防の効果はないと言われています。ですから買うときは広告に騙されないように、成分表をよくみてキシリトールの含まれている量を確認してみましょう。

ガムつながりでリカルデントとポスカの仕組みについてです。こちらの方はこの部分唾液の中に溶け出した歯の成分であるカルシウムとリンそれをガムの中に入れて、歯の表面から取り込ませようとして作ったガムです。つまり表面に出来た小さい虫歯をガムの成分で補うことができるというのが、セールスポイントですね。これには歯科用という物が有り、リカルデントはカルシウムとリンが含まれているのが2倍、ポスカはフッ素が含まれた物が販売されています。皆さんはなんとなく歯によさそうだから買っていたと思われていたと思います。歯医者から見ると興味深い開発であるなあと思います。

 

 

 

 


③食べ物・食習慣についてです。

これについては昔から甘い物は食べ過ぎないとよく言われています。でもなかなか難しい物ですよね。


間食回数について

食べ物を食べるとお口の中では脱灰、再石灰化を繰り返して行われており、そのバランスが崩れると虫歯が進行していきます。

左の図がオレリーのグルコースクリアランステストといって、口の中の歯垢(プラーク)バイオフィルムのPH(いわゆる酸性度)を調べた物です。

PHは先ほどの唾液の働きの中で出てきたように口の中は7と中性を保っています。

このグラフでも赤い部分が酸性で、ここのエリアにあるときは虫歯が進んでいます。

これは唾液の力により20分ぐらいから徐々に上に上がり、40分ぐらいで元に戻っていきます。もちろん食べてすぐ磨けば、これはおこりません。

※GC友の会 「デンタルなぜなに」しかし間食回数が多く、つねに甘い物が口の中に入っていた場合、それだけ危険な地帯に歯がさらされている。と言うことをご理解頂けると思います。また最後には食べたまま寝てしまっています。寝てしまうと唾液が泊まってしまうので、歯は虫歯菌にやられ放題になってしまっています。でも人の習慣を帰るのはなかなか難しいと思います。ですから少しずつ変えていってください。たとえば、甘いものをキシリトールガムに半分だけかえてみるとか、時間を決めて食べる。食事が終わったあと一緒に食べるなどができるのではないでしょうか?


当院は予防歯科に注力した歯医者さんです。小田原のみなさまお口の健康を願い、上記のようなセルフケアのアドバイスやケアを続けたくなるような予防のメニューを豊富に揃えております。
http://www.kashiwagi-dc.jp/prevention/

ご興味のある方は是非お気軽にご来院ください。

 

投稿者: 柏木歯科医院

2017.12.13更新

今日は赤羽を散策まずは0次会〜 豚肉ですが食べ放題で950円とどーかしてるお店です

神保町食肉センター

投稿者: 柏木歯科医院

2017.11.14更新

大学の同窓会で鴨宮の四季亭へふぐヒレ酒は知ってましたが
カサゴのヒレ酒は知らなかったです。カサゴの唐揚げの味がしますってあたりまえか

 

かさご

投稿者: 柏木歯科医院

2017.11.08更新

最後はご期待どーり551多めに買って家族のお土産にします。551

投稿者: 柏木歯科医院

2017.11.06更新

しょのさん ままかりです。

 

ままかり

投稿者: 柏木歯科医院

2017.10.31更新

消費カロリー台無ししょのに じゃこ天とジャコちくわ 愛媛の一番搾り美味い

 

じゃこ天

投稿者: 柏木歯科医院

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