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2023.03.06更新

歯周ポケットの話
鏡で歯と歯ぐきの境目を見ると、歯と歯ぐきがぴったりくっついているようですが、実は境目にある歯と歯ぐきは、はなれていて探針でさぐるとすき間になっています。すき間の深さは1ミリから3ミリぐらいまでは誰にもあって、正常の範囲内ですが、そのすき間は歯の周囲全体に存在しています。それを歯周ポケットと言っています。ところで、歯の周囲の歯肉をさわると、薄くて硬い感じがしますが、歯肉の下は直ぐ骨になっていて、歯の根を支えています。
食事で主食の糖質を含んだ炭水化物を食べて、歯の周囲に食べかすとして残すと、それをエサにしてむし歯菌のような細菌が繁殖して歯垢を作ります。これは通称「歯くそ」といわれるもので、白くネバネバして歯にくっついて、うがいを何度してもとれません。歯垢はやがて歯周病菌も繁殖して、歯周ポケットに入り込み、一定数増殖するとポケット内部の歯肉を犯して歯肉炎となります。歯肉炎はやがて歯を支える骨まで侵されて歯周病になります。この時歯周ポケットは4ミリ以上になります。歯周ポケットをはかりことは、歯周病を知る目安になります。

 

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投稿者: 柏木歯科医院

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