理事長コラム 006むし歯とフッ素


平成19年度文部科学省の学校保健統計によると、12歳児の全国の平均むし歯数は1.6本ですが、新潟県では日本一少なく0.9本です。これは7年連続日本一です。
新潟県では25年ほど前から県をあげて、むし歯予防に力を入れています。全国に先駆けて、幼稚園、小学校にフッ素による洗口運動をはじめて、それが普及拡大するにつれて、県民の歯科保健への関心が高まったといわれています。
現在、歯磨剤には、ほとんどにフッ素が含まれていて、これもむし歯予防に一役買っています。年齢が進むにつれて歯肉が下がり、歯の根が露出するとむし歯になりやすくなりますが、このような歯にもフッ素は効果があります。